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AirTagの発表。このまま裏切ってもいいのだろうか…

皆さんお久しぶりです。今年に入ってからも様々な製品を購入していますが何分忙しく更新が追いついておりません。少しずつ消化していきますので今後ともよろしくお願いいたします。

 

今日は買った商品のレビューではなく、買っていた製品の買い替えをどうしようかという話です。タイトルにもありますが、今日の明朝にAppleの新製品発表会がありその中で忘れ物発見補助タグのAirTagが発表されました。この製品の特徴を簡単に紹介すると「Appleの「探す」アプリが有効になっている全てのデバイスの情報を元に追跡できる」「NFCを内蔵し所持者の情報を登録出来るデジタル名札にもなる」点です。

 

ブログでは紹介していませんが、2019年にMAMORIOを購入しており昨年電池が切れそのまま放置していました。手元にあるのに接続が途切れるのかアプリが終了してしまうのか置き忘れ通知が出てしまい本当に忘れているのかどうかがわからなくなり使いにくく感じてしまい放置に至りました。先日、MAMORIO Cardが発表されましたがこの点が気になってせっかくのチャンスながらも未だにOTAKIAGE出来ていません。

 

そんな中発表されたのがAirTagです。

iOSかつプリインストールアプリで動作するので安定性に関してはMAMORIOAndroidの組み合わせとは比べ物にならないでしょうし日本にあるスマートフォンタブレットの半分に展開される「探す」ネットワークはとても魅力的です。他社でも対応製品が予告されていますがUWBを組み合わせた方向レベルでわかる点もiPhoneを買い換えたら試したいです。

 

しかし、置き忘れ通知に関しては対応していませんしMAMORIO Spotのネットワークは強力で特に首都圏ではJR東日本と全ての関東大手私鉄&東京都内の地下鉄事業者、横浜市営交通やゆりかもめなど(支線など一部非対応路線あり)とほどんどのエリア*1がカバーされています。 また、通常形のMAMORIOにはやや小さめながらもストラップホールが内蔵されている一方、AirTagではデザインかボタン電池対応が重視されたのかストラップホールが無く、何かにつけるのはアクセサリーが必須な割り切り(集金体制)がなされています。

 

そして、MAMORIOを買った理由は知り合いでMAMORIOを実際に使っていて、MAMORIOラボで取材を受けた人がいた影響が大きかったです。タイトルの後半はここに繋がってきますね。

 

 MAMORIOの不満はスマートフォンとの相性問題、なのでMAMORIOiPhoneで使えば解決する可能性は十分にあります。しかしMAMORIOのウリの一つでもある置き忘れ通知は簡単に通知に気が付ける環境にあっての機能です。iPhoneに登録をしても現状サブ機なので通知に気が付くのは難しいです。

それならばMAMORIOを使う理由はSpotの存在だけになりますしSpotを除けばAirTagの方が高機能です。しかし、AirTagに乗り換えれば前述したMAMORIOとの縁を切り捨て浮気することと同義になりますしスピーカーで音を鳴らせますが現状UWB非対応のiPhoneしか無いので機能をフルに使えません。

 

…これまでiPhoneiPadAirPodsといった他の製品の形を変えるようなものから、Apple WatchAirPods Maxなどほかにも存在した市場ながら他社を圧倒する力を有した製品まで様々な製品が出ていて、今回のAirTagは後者になると思いますが他の製品への影響は大きいです。また他社がAirTagをベンチマークにした新しい規格や製品などを発表してくる可能性もあります。その時まで待つのもまた一つの選択肢だと思いますし、今飛びついて経験を知見に変えていくことも選択肢の一つだと思います。

 

何が言いたいかと言うと、ここまで書いてきて一向に方向性が決まりません。いっその事比べてみるのもありかと思い出したりと混迷を極めています。予約開始は4月23日の夜。それまでに考えが固まっていることを祈って〆させていただきます。

*1:詳細はこちら https://mamorio.jp/spot