ちょろメモ.net

ガジェットや同人サークルについての備忘録

AQUOS zeor5G basic DX 長期使用レビューを書く前に売却してしまった

皆様、明けましておめでとうございます。ちょろめです。2021年に入ってからも様々なデバイスを既に購入しており、既にレビュー待ちの製品が3つもあります。今回は、その中でも最も早くに買ったAQUOS zero5G basic DX(以下zero5G)についてレビューしていきます。

シャープ自慢の自社製OLEDパネルを搭載したミドルハイスマホです。一方で、詰めの甘さも散見される悪い意味でzeroシリーズらしい機種だなと思いました。

スペック面では、2020年~2021年のミドルハイスマホに多く使用されるSnapdragon765シリーズのうち無印765を搭載し、ディスプレイは前述した6.4インチのOLEDを搭載しています。RAMとストレージはau版(DX)が8/128GB、ソフトバンク版などは6/64GBです。

  • いいところ

画質はAQUOSの色作りだが発色がしっかりしています。また、動作も比較的安定しているのである程度の負荷がかかるリズムゲーム(例:D4DJグルミク)も快適にプレイ出来ています。また、対応タイトルならば240Hz相当の高リフレッシュレート表示ができ、非対応タイトルの為にオフにした後オンにし損ねてプレイしても「あっこれは高リフレッシュレートモードをオンにしてないな」と気が付くほどですw

また、AQUOSでおなじみの機能も多数搭載されているのでsense/sense2やAQUOS R/R2と言った少し前のシャープスマホから機種変更しても違和感なく移行できます。

  • 悪いところ

とっても申し訳ございませんが、この機種は結構悪い点が多い機種だと思います。それぞれ紹介していきます。

 

1つ目は、ウリでもある自社製OLEDの仕様上長い時間比較的明るい状態(輝度調整の赤ゲージの手前付近)で動画などを再生し続けたり画面を付け続けると軽い焼き付きが起こります。一応解消法はあって、再起動の範囲よりも長めに電源を切ったまま放置するとほぼ消えます。私は寝ている間電源を切っておくと消えるのを確認しました。が、これは私がサブスマホとして使用しているから出来る事でもあり、睡眠中のトラッキングを活用したい人には不向きですしエモパーのカウントは明らかに乱れそうですw

ただ、これはzeor5G basicだけでなく同パネルのzero2でも散見されていた現象ですが、再起動で解消するだろうと踏んでいたので驚きでした。

2つ目は、AQUOS独自機能やGoogleが推進している?アシスタントキーなどが相性悪く積み重なっているので結局使いにくいといった事象が起きています。Androidでは電源ボタンと音量下でスクリーンショットが撮影でき、これまでのAQUOSではこの2つのボタンが隣接しているので右手でも親指だけで撮影が出来ました。が、2020年秋冬モデルのAQUOSでは、この間にアシスタントキーが挟まっていて右手だけでスクリーンショットが撮影できません。AQUOSにはClipNowと言うスクリーンショット撮影機能があるのでそれを使用しようとしても、2020年秋冬モデルないしAndroid11アップデートでClipNowの仕様変更が入り、斜めでの撮影に対応した代わりに縦・横の個別設定が出来なくなり端の方から通知領域を展開しようとすると誤ってスクリーンショットが撮影されてしまいます。こうなって場合、残ってる手段は電源メニューからの撮影ですがこれにもトラップがあります。この機種には電源ボタン長押しでアプリを起動する機能があるのですが、アルゴリズムがアプリ起動→電源メニューとなっているせいで撮影しようとすると他のアプリが一時的に立ち上がるのでひやひやします。……と言った感じで

それに関連して、細かいUIの詰めの甘さも感じました。

 

……と、ここまで書いてから約1年間放置している間にAQUOS zero6やAQUOS sense6を買いzero5G basic DXは代わりに売却してしまいました。

ここからは、以前書いていた文章を振り返りながら感想を語ります。

 

ディスプレイに関しては、2021年モデル(自分が持っているzero6とsense6)では残像が残りにくい制御になっている代わりに、低輝度時に表示が潰れてしまうようになってしまいました。動画を見る時は安心ですが、逆に日常使いですと夜間使用するとき輝度を落としにくいので使い勝手が悪いです。


ボタン周りは、zero6やsense6は位置が変わりより使いにくくなったので、それと比較すれば使いやすい方だったのかなと思います。


スクリーンショットですが、zero6やsense6でもClipNowを使っていますがそちらですと誤爆することは減ったので、慣れたのか仕様変更がされたのかのどちらかだと思います。


ゲームに関しては、元々マルチタッチに弱い仕様がありましたが、アップデート後ゲームでタッチをこぼすようになってしまい、仕方なく当時使用していたXperia 5 IIやiPhoneに移すことになりました。こちらも買い替えをしているので、余裕があれば書きたいですね…

 

最後になりますが、同時期に発表されたsense5Gは設計トラブルにより再起動ループになる事象が起こってしまった一方、zero5G basic DXは重大な故障がないまま1年間使用出来たので助かりました。
zero6やsense6では2年間何事もなく使用できることを願います。