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isai V30+ LGV35 長期使用レビュー

 前回言っていた「買い換えたメイン機」がisai V30+ LGV35です。購入してからおよそ一か月経過したので感想をまとめたいと思います。

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 レビューの前に簡単なスペックの紹介から始めます。isai V30+(以下V30+)はSoCにSnapdragon 835 MSM8998を搭載、ディスプレイはLG製18:9比率6インチWQHD+解像度のpOLED(有機EL)パネルを搭載しカメラは標準1650万画素CMOS+広角1310万画素CMOSセンサー。RAMが4GB、ストレージが128GBの大容量となっています。サイズは約152×75×最厚部:7.7mm(高さ×幅×厚さ)、質量は158gの軽量な部類となります。日本機能は赤外線通信以外全搭載となります。ドコモ版との差異は限定色のモロッカンブルーがあること、イヤホンが付属していないこと、VRゴーグルが貰えるキャンペーンがない事、価格が安い(分割だとスマートパス未加入だとドコモの方が安くなる)、Android Pへのアップデートの確率が低い(前モデルはドコモ版のみアプデ予定なので)事等が挙げられます。

 

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 総評としては「隙の少ないハイクラス端末」という感じです。この端末の特徴としては見る・聞く・撮る全てでワンランク上の体験を提供できるスペックを有していること、そして、ユーティリティー面でも作りこまれてること。この二点が大きな特徴となります。

 

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 まず、メディア性能の「見る」ですが、この端末ではLG謹製のpOLEDパネルを搭載しています。発色としては標準モードでも比較的有機ELであることを意識させない発色に設定されていて、有機EL特有の高いコントラスト比や高速応答性を享受しながら馴染み深い色で楽しむことが出来ます。また、ユーザー側での画質設定も可能となっているため設定次第で好みの画質に調整することができます。使用したときの感想としてはしっかり見ると違いに気がつくといった感じだと思われますが機種変更前も有機ELのGalaxy A8 SCV32を使用していたのでそういうことも影響していると思われます。

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 次は「聞く」。この端末ではESS製のDACを四基搭載し、ノイズを低減した音声再生が可能となっている他、B&O PLAYによるチューニングが行わています。感想を述べたいところですが如何せん私の知識不足、耳、再生に使用している環境がKZ ZSTである等様々な要因が重なりここで書くことは出来ないという判断をしました。この端末向けにヘッドホンを買ってみたいですが、果たしてその頃にはまともに書けるのか...

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 最後は「撮る」。主にカメラ全般の話をここではしていきたいと思います。カメラスペックは最初で書いたので一部割愛しますが、標準レンズは他社フラッグシップと比較しても遜色のない明るさでかつ透明度の高いガラス素材を一部で用いたレンズで、広角レンズは旧モデルのisai beat/V20 Proより画角は狭まるが歪みが提低減された120°レンズを搭載しています。使った感想としてはフレアが少なく綺麗に撮れ、広角レンズの存在によって所謂「撮る楽しさ」が倍増しています。また、歪みが減った広角レンズの活用法として、ゲーム画面のリザルトを撮影する時に引かなくても撮影が出来るので楽です。

撮影した画像をリサイズのみで掲載しておきました。(何度か撮影時点で内臓フィルターを適用)

 

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 少し脱線しますが録音性能も良く、純正アプリを中心に音割れの少ないクリアな音声が録音できます。プリインストールされているボイスレコーダーアプリではファイル形式など様々な設定が可能となっています。

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 二つ目の特徴のユーティリティー面では、まず、GalaxyのApps edgeのようにアプリを登録できるフローティングバーを使用でき、他アプリ使用中に使用したいアプリ等(画面録画や通知展開、カメラ等)や連絡先を登録したり、音楽操作ショートカットを表示する事が出来ます。二つ目は、豊富なロック解除方法が用意され、指紋、パターン、PIN、パスワードの定番に加え顔認証、音声認証、LGお得意のノックコードに対応している。また、ノックオンも搭載しかつ設定でオンオフ出来るので誤作動が気になる場合はオフにできるのも利点です。他には、マナーモード自動変更などが行えるスマート設定や常に時間や通知が確認できるAlways On Displayを搭載しています。

 

次は悪いところや改善点を紹介していきます。

 まずは前記の「高感度マイク」とツイキャスとの相性が悪くすぐに音割れを起こします。これはイヤホンマイクとの併用で解決するのが妥当だと思われます。

 次はディスプレイ、LG謹製のpOLEDを採用していますが同パネル搭載の可能性の高いPixel 2 XLが通常使用でも焼き付いているという報告も上がり始めているので不安ですね。ただ画質は設定幅が広いこともあってか気にならないんですけどね...

 最後は動作ですが、特定の場面やアプリでかくつくことがありました。私の環境ではNova launcherでのアプリ起動や音楽アプリでのスクロールですね。アプリ起動の方に関してはアニメーションをICS準拠のものに設定することで改善可能でした。

 

 最後になりますが、現状は結構満足しています。ですが、耐久性やアップデート等不安要素もないわけではないです。なので、今後評価が変わる可能性が高いながらも利点を享受していこうと思います。今回のレビューはここで終わります。ここまでの閲覧ありがとうございました。